ビジネスコラム

ビジまどアドバイザーによるコラム

経費を把握できていますか?

こんにちは。火曜日担当アドバイザー中島です。

原材料費・水道光熱費・人件費などの経費が増えており、利益が出にくくなっていることに悩まれている経営者の方も多いのではないでしょうか。経費が増えていると認識されている方はほとんどだと思いますが、それではどの経費がどのくらい増えているかを把握できている方は少ないかもしれません。

 

もし把握できていないのであれば、まずは毎月記録を残すことから始めてはいかがでしょうか。
また記録を残していけば数値の傾向をつかむことができますので、今後の予測を立てることもできます。

記録の例

次に対策を考えていきます。今後の予測が良い状況ではない場合は、早めに行動することが重要になります。もちろん売上を増やすことができれば、ある程度の経費増を賄うことはできますので、まずは売上対策を考えることが大事です。

 

ただし、売上がすぐに増やせないのであれば、次に経費対策を考えていきます。経費は変動費と固定費に分けることができます。固定費は売上の状況に左右されることなく掛かる経費のことで、一般的には「家賃」・「人件費」・「減価償却費」等が該当します。変動費は売上の増減によって変わる経費のことで、一般的には「材料費」・「仕入費」・「物流費」等が該当します。

 

業種や企業様の置かれている状況によって、変動費が削減しやすい場合と固定費が削減しやすい場合がありますが、多くの場合変動費の方が削減しやすいといえます。まずは製造経費・仕入経費・物流費に無駄がないのか、廃棄等のロスが減らせないかを確認してください。

 

売上・経費の記録のことや固定費や変動費などあまり馴染みのない用語を記載しましたので、記録の残し方やご質問などございましたら「ビジまど」にお越しください。