補助金活用のポイント
こんにちは、水曜日担当アドバイザー熊谷です。
ビジまどでは、補助金に関するご相談も多くあり、みなさんの関心が高いトピックなのかなと感じています。補助金は、国や自治体の政策目標(目指す姿)に合わせて、さまざまな分野で募集されており、事業者の取り組みに必要な資金の一部を給付するというものです。みなさんのビジネスを成長させていくために上手に活用したいですよね。
各補助金によって、対象者や対象となる経費は異なりますが、ほとんどの補助金で共通している注意点があります。
①補助金の交付決定前に発注・支払いしたものは対象外
審査に合格して交付が決定した後に「契約・発注・支払」が行われる経費が、補助対象になるケースが多いです。そのため、急いで購入する必要があるものに補助金活用は向きません。計画的に活用することが重要です。
②補助金入金までは時間がかかる
補助金は全ての対象経費の支払が終了して完了報告を行った後、入金されることが多いです。取り組みに必要な資金は一度に全額支払う必要があるため、資金の準備が可能かどうかを考える必要があります。
その他の個別の詳細要件は、各補助金のウェブサイト等に掲載されている公募要領でご確認願いますが、2024年に入って多くの補助金で申請要件が変更されています。主要なところでは、「ものづくり補助金」の申請枠や要件が大きく変わり、「IT導入補助金」と「小規模事業者持続化補助金」も一部の申請枠や要件に変更がありました。また、春先には各自治体から新年度の支援策も公開されると思われます。松戸市も4月に令和6年度の支援策が公表されますが、国・県・市のすべての情報を把握していくのはなかなか大変ですよね。
ビジまどでは、みなさまの取り組みに適した補助金の検討や紹介を行っています。取り組みの内容が各補助金の「目的・趣旨」に合致しているかが重要なポイントです。さらに、申請時の事業計画書の添削もおこなっておりますので、補助金の活用に興味のある方は、ぜひお気軽にビジまどにてご相談ください!