業務改善に役立つ考え方 ~ Quality・Cost・Delivery ~
こんにちは。月曜担当アドバイザーの丸山です。
競争環境の激しい現代において事業を継続して成功を収めるためにはQCDをバランス良く管理していくことが大切です。QCDとは、品質(Quality)、コスト(Cost)、Delivery(納期)の頭文字を並べたものです。
◆品質(Quality)
製品やサービスの品質。
◆コスト(Cost)
製品やサービスを提供するのにかかる費用
◆納期(Delivery)
製品やサービスを顧客に納品するまでの期日
例えば自動車を例に考えてみましょう。品質が良くて価格の安い自動車でも、納車が3年後であれば顧客は購買を控えるでしょう。また、即日納車できて価格が安い自動車でも、1km走行すると故障してしまうような品質では購買の対象にはならないでしょう。
また、品質を優先すればコストと納期がかかり、コストを優先すれば低品質になりがちです。
このように、QCDは相互に関係しており、この関係を理解した上でバランス良く管理されていることが、顧客から支持される製品・サービスを生み出す上で大切な事なのです。
QCDはメーカーの生産プロセスにおける管理指標として用いられる事が多いですが、決してメーカーに限定されるものではなく、様々な業種において応用できる指標です。
自社製品・サービスの品質は顧客ニーズを満たしているか、納期は遅くなっていないか、コストがかかりすぎていないか、(結果として購入してもらえる売価を実現できているか)、この3点のバランスを日々改善していくことが、品質向上や利益率向上に繋がっていきますので、是非活用してみてください。
ビジまどではQCDの重要性や具体的管理手法等ご案内していますので、お気軽にご相談ください。
そして9月10日(火)には、価格戦略に関するセミナーを実施します。
自信を持って価格を決定し、利益を生み出す経営判断ができるようになるための価格設定の基本的な考え方・設定手法や、顧客の心理を捉えた価格の見せ方などをご紹介する予定です。より詳しくお聞きになりたい方はぜひご参加ください!
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