ビジネスコラム

ビジまどアドバイザーによるコラム

経営者が知りたい!?融資計画書で好印象を与えるポイント

こんにちは。月曜担当アドバイザーの丸山です。

事業を維持拡大する上で、切っても切り離せない資金調達。
多くの企業が金融機関からの融資経験をお持ちの事と思います。
各金融機関の種類や企業の状況により、融資可否を見極める基準は異なるので一概に正解は求められませんが、過去に私がご支援した資金調達の経験から、融資審査の際に金融機関が重視すると思われるポイントを考えてみたいと思います。
 
◆ヒトの観点
やはり、融資申込者が信頼できる方かどうかということが重要な要素だと思います。具体的には責任感があるか、謙虚であるかという点を見られることが多かったです。
また、詳細で無くとも、自社の決算書内容を経営者が説明できることも、経営センスや計数観念を測る上でしっかり見られていると思った方がよいでしょう。
 
◆モノの観点
自社に「独自性」があるかという点が重視されていると思います。
モノやサービスが行き渡った現代において、競合と比較して独自性を出すのは難しい事です。しかし、例え商品や技術で競合と差別化できなくとも、
アフターサービスや営業力と言った「商品や技術とは別の軸」で差別化出来る点を見いだせないか、経営者が日々考えて自身の言葉で表現できることが望ましいでしょう。
 
◆カネの観点
例えば自己資本(返済しないでよいお金)が充実しているか、過去の返済実績はあるか、融資を受けた際の返済原資が見込めるか(受注が見えている案件があるか)
取引先別に売上と利益を把握しているか、等の観点が挙げられると思います。
 
今回述べたポイントは極一部となりますので、融資について検討していたり・悩んでいる方は、お気軽に『ビジまど』をご利用ください。