緊急時に備える以外の効果もある「事業継続力強化計画」の作成
こんにちは。水曜日担当アドバイザーの熊谷です。
最近、日本各地で地震が頻発し、不安を感じることも多いですよね。
自然災害等、緊急事態の発生時の対応について、検討・準備をされていますか?
昨今では、BCP(事業継続計画)の作成が重要視されています。
BCPとは、企業がテロや災害、システム障害や不祥事といった危機的状況下に置かれた場合でも、重要な業務が継続できる方策を用意し、生き延びることができるようにしておくための戦略を記述した計画書です。
なかなか難しそうな響きですよね・・・
BCPの作成は難しそう、あるいは何から手を付ければいいのかわからないと感じている方には、「事業継続力強化計画」の策定をおすすめします。
事業継続力強化計画は、簡易版BCPとも言われ、比較的簡易なフォーマットで作成できるため、緊急事態への備えの最初の一歩として最適です。
また、「事業継続力強化計画」には認定制度があり、計画の認定を受けた中小企業は、防災・減災設備に対する税制措置や低利融資、補助金の優先採択などの特典を受けることができます。
加えて松戸市では、千葉県制度融資「事業継続強化資金」を借り入れた方に1.0%以内の利子補給を実施しています。
さらに、事業継続力強化計画を策定することで、以下のような効果も期待できます。
・従業員のリスク意識の向上
・事業の優先順位の明確化
・業務のマニュアル化と効率化
・事業承継への準備
腰が重い作業かもしれませんが、万が一に備えながら事業を整理してみる機会として、ぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか?
事業継続力強化計画の必要性をもっとよく知りたい、策定・申請の相談をしたい等ありましたら、ぜひビジまどにお越しください!